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Sunoワークフロー:SimpleからCustom、そしてメタタグへ
MidassAI Team · 2026年7月18日 · 11 min read
「Sunoの完全ガイド」の多くは、メニュー項目を順番に羅列するだけだ。初日からそんな情報は必要ない。必要なのは一度で納得できるテイクと、選択肢に溺れずに構成をコントロールする道筋だけだ。
私が実際に定着させた順序はこうだ。歌詞ボックスがブラックボックスで嫌になるまではSimple → スタイルと歌詞を分けたい時にCustom → メロディができてからブラケットタグ → 1番だけおかしい時にセクション置換。
プランやクレジット数は変更されるため、クライアントワークを納品する前に料金ページで商用利用権を確認してほしい。以下はワークフローであり、レートカードではない。
最初の10分:Simpleモードのみ
作成画面を開き、Simpleモードのままにする。ムード+言語+声の性別+大まかなジャンルを名指しする一文を書く。以下は英語プロンプトの例だ。
Chinese Mandarin male vocal, mid-tempo indie pop, tired after work, clean guitar, not aggressive
2つのクリップを生成し、ボーカルがミックスに馴染んでいる方を選ぶ。ミュートしたくないと思えるオーディオができるまで、カバーアートやタイトルは無視する。
歌なしのBGMが欲しい場合は、生成前にInstrumentalをオンにする(これは別記事で扱った)。この記事では歌詞のある楽曲を前提としている。
Simpleでは物足りなくなったら
以下のいずれかに当てはまるならCustomに切り替える。
- すでに歌詞がある(自作、共作、または他ツールで作った下書き)。
- 歌われる言語が中国語や日本語でも、スタイル指定は英語にしたい場合。
- 雰囲気は合うのに形式が合わない(サビがない、間奏が延々と続くなど)。
Customには3つのボックスがあるが、習慣で1つのプロンプトにまとめてしまいがちだ。それぞれ分けて入力しよう。
Lyrics — 歌手が概ね従うべきテキスト。後で構造マーカーが役立つが、最初のパスでは通常の段落でもよい。
Style of Music — 英語タグの方が定着しやすい。以下はその例だ。
j-pop, bright synths, female vocal, 128 bpm, radio mix
1つでもよいし、5つあれば通常十分。形容詞の段落を羅列すると、モデルがすべてを追いかけて結局何もないところに着地してしまう。
Weird extras(UIバージョンにより名称が異なる)— 嫌いなスタイルを除外する。製品がオーディオから曲への変換をサポートしている場合はハミングをアップロードする。実際にデュエットが必要な場合のマルチボイス/ペルソナオプション。シングルボイスのテイクがうまくいくまではスキップする。
著作権に関する注意:「遊び」で他人のヒット曲の歌詞をLyricsに貼り付けるのも、公開すれば権利侵害になる。オリジナルを書くか、クリアランスを取得すること。
難しく考えすぎない歌詞作り
私が使った4つのソース。どれも魔法ではない。
- 短いバース+コーラスを自分で書く(未完成の下書きでも、何もない白紙より価値がある)。
- 自分が持つ詩や散文を貼り付け、歌いやすいように削る。
- 任意のチャットモデルに3バース+コーラスの下書きを依頼し、行数を半分にする。AIの歌詞は長くなりがちだ。
- ランダムな構成でよければSuno独自の歌詞ヘルパー/Full Songを使う。あくまでスケッチとして扱う。
中国語のトピックの場合、私は今でも言語の意図をStylesに(mandarin vocal)入れ、Lyricsは歌わせたい言語のままにする。中国語の歌詞にランダムな英語のつなぎ詞を混ぜると、大抵発音やアクセントが不自然に混ざり合う。
メタタグ:テイクが良くなってから使う
歌詞フィールドの角括弧は舞台指示であり、詩ではない。
[Intro]
[Verse]
[Chorus]
[Bridge]
[Outro]バージョンを超えた公式ガイドで一貫している点が1つある。少数のタグが、大量のタグに勝るということだ。3つの構造タグは、モデルの編曲の直感と競合する10個の楽器タグよりも良い結果を出しやすい。
括弧内のボーカルアドリブ((yeah)、(ooh)など)はコーラスを厚くできる。使いすぎると、落ち着きのないトラックになってしまう。
[classical piano]のような楽器タグはムードを固定できるが、ミックスを薄っぺらいものに凍結させることもある。テイクがすでに近いところで、少し後押しが必要な時に使う。
変更可能なブロックの例:
[Verse]
streetlights blur on the ride home
I keep the radio low
[Chorus]
not today, not the office door
leave the badge in the drawerStylesはこう残す。以下は英語スタイル指定の例だ。
indie pop, male vocal, soft electric guitar, mid tempo, dry mix
曲全体を再生成せずに編集する
納得できるテイクができたら:
- 名前の変更とカバーアートは最後に。アレンジは直せない。
- 動画のために尺が欲しい場合はExtend。Stylesをコピーして、後半で新しい歌手ペルソナが生まれないようにする。
- 1語がおかしいのではなく、コンセプトが間違っている時にRegenerate。
- Song Editor → Replace Section(多くのアカウントでメンバーシップ限定):気に入ったメロディはそのままに、歌詞ブロックだけを入れ替える。「サビは最高だが2番はダメ」の時に使うツールだ。
もしReplace Sectionがプランにないなら、Customジョブを複製し、修正した歌詞を貼り付けて再生成する。そしてサビをオリジナルとA/Bテストする。
簡潔な「必要十分」チェックリスト
| 目標 | モード | ポイント |
|---|---|---|
| 今日中に初回ドラフト | Simple | 明確なプロンプト1つ、テイク2つ |
| 歌詞+ジャンルを確定 | Custom | 必要に応じてLyricsとStylesの言語を変える |
| 明確なイントロ/サビ | Custom + tags | [Verse]/[Chorus]のみ使用 |
| 1つの悪いセクションを修正 | Editor | Replace Sectionまたは対象の再生成 |
| ボーカルなしのBGM | Simple/Custom | Instrumentalをオン(別記事参照) |
序盤に無視していたこと
200語のStylesを吐き出すプロンプト生成サイト。自分で10曲作る前に、SpotifyのURL解析にお金を払うこと。「良い」音が自分の耳にとって何かを学ぶために、無料や安価なクレジットを1週間分無駄にするまで、ProとPremierに固執すること。
ループを身につけよう。プロンプト → 2回聴く → 残すか捨てるか → StylesかLyricsを1箇所だけ絞る。メタタグとセクション置換は、そのループの上に乗せる仕上げのレイヤーだ。